東京都内を中心にパーソナルトレーナーとして活動をしているりくまるぼーいです。
コロナの影響によって日本でもどんどんリモートワークが提唱され、在宅勤務を推奨する企業も増えてきたのではないでしょうか?
在宅勤務になったことで満員電車によるストレスが減った一方で、普段よりも外出の機会自体が減ってしまい、日常生活での運動量も落ちているという方も多くなっていると思います。
さて、今回は運動不足によってなぜ死亡リスクが高まるのかということについて解説していきたいと思います。
どれくらいの活動量が低下しているの?

平成29年度の厚生労働省が出している調査結果によると、運動を習慣的に行っている人(30分以上週2回以上を1年以上継続)は、男性31.2%、女性24.1%しかいません。
下記のグラフを見ていただければ分かるかと思いますが、特に女性は20代や30代など年齢が若い層ほど運動習慣がないことが見て取れます。

また、日常の活動量の指標となる1日の平均歩数も平成19年の実績と平成29年を比較すると男性で475歩、女性で400歩も歩数が減っていますし、現在はコロナの影響によって在宅勤務が進んで通勤がなくなったことを踏まえると、1日あたりの歩行数はもっと減少しているでしょう。

歩行数と運動量の関係は?

1日あたりの歩数が1,000歩減るとカロリー(年齢、性別、体重などで変わります)的には、1年で約1万950kcal、ウォーキングの距離で言うと255km相当に匹敵する運動量が低下していることになります。
僕の周囲の在宅勤務をしている友達に聞く限り、通勤している時に比べると確実に運動量は減っているようなので、このまま在宅勤務が続いて何の対策もしなければもちろん運動不足に拍車がかかります。
そして運動不足は、さまざまな疾病の原因となり、心不全や脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病、もちろん肥満にも繋がります。また、厚生労働省が発表したグラフ(下記の図)では、運動不足による死亡者数が喫煙、高血圧に次ぐ第3位にきていることからも運動不足がいかに深刻な問題になるのかご理解いただけるのではないでしょうか。
ちなみに世界の全死者の9.4%が運動不足によって亡くなっていると言われており、日本人に限って注目をすると全死者の16%まで跳ね上がるほど日本人の運動不足は蔓延しています。
今後、コロナ下で在宅勤務がすすむことを考えると、運動不足がもたらす問題はより深刻になってくる可能性があると考えられます。

運動不足解消のために…

コロナ下での在宅勤務による運動不足を解消するためにも、日頃から運動に取り組まなければいけないことは今までのお話でご理解いただけたはずです。
そこで、運動不足解消のためにおすすめしたい運動がスクワットです。
スクワットは膝や股関節の曲げ伸ばしも行うため下半身全体の運動にもなりますし、下半身のみならず姿勢を保つために体幹も使い、全身運動になるため非常におすすめです!
スクワットのやり方に関しては下記に動画を貼っておくので参考にしてみてください。また、それでもやり方が合っているかどうかが分からなかったり、そもそも運動のモチベーションが上がらない方は、パーソナルトレーニングを活用することをおすすめします。
普段、パーソナルトレーナーとしても活動しているのでご興味ある方は下記よりお申し込みくださいね!
https://rikumaruboy.com/
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今日もあなたにとって人生を好転させるきっかけになりますように。